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2009年 08月 13日
ほんとによく来る。蝶を見るたびに絶対鳩山邦夫の顔が浮かんでくる。 アゲハチョウかなぁ。すごくでかくて怖いんだけど、 太陽に向かった開かない窓でがんばってパタパタしている。 大きいのでパタパタ音もけっこうでかくて 最初「なにっ?」って思って振り返って黒くてでかい蝶を見たときには一瞬ひるんで、 思わず「うわっ〜」って声出しちゃったら、娘まで怖いものなのかもと思って、 びびりかけたのであわてて「蝶々、かわいいね〜」とか言って蝶々の歌を歌ってみたりした。 娘もころっとだまされてうれしそうに指差したりしている。 まだなにが怖くてなにが怖くないか、という感覚がないから 私が怖がるものは怖いものと思ってしまいそうなので、 内心怖くたって、怖くないよ〜かわいいね〜って顔することにしてます。 出来るだけ怖いものはなくしてあげたいと思っているから。 特に虫などは私が苦手なので、虫が平気な子になって退治してもらおうと画策しているの。 ただゴキブリだけは「虫さん♡かわいいねー」ってわけにはいかなくて、 実は数日前、夜、夫の留守中、 天井にでかいゴキブリがでたことがあった。 娘がいつもより早く寝てくれて、 せっかく1人ゆっくり楽しみにしている 「ゴシップガール」を観れていたのに...。 一応夫に電話をしてみたけど、すぐには帰って来れないらしい。 私だってゴキブリ、ほんとーに怖い。 でもここはなんとか母として処理するしかない。 ゴキジェットを探す。でもさくらと娘がいる部屋であんな有毒なもの噴射できない。 まずはさくらを寝室に連れて行き、起きてしまうかもしれない娘をベッドへ。 急いでリビングに戻る。ゴキジェット噴射した時のあの予測不能の動きがまた怖いんだよ〜。 と思いながら冷静に見失う可能性のない場所までゴキブリが行ったところで噴射、 起きてしまった娘の泣き声がする、私も半泣き。 早く行かないとベッドから落ちちゃうかも。というぎりぎりの状態で 悲鳴をこらえながら、噴射し続けた。 観たばかりの「24」のジャックバウワーのつもりでやってみた。 だってそうでもしないとほんと無理だもん。 ソファの下に逃げ込むもさらに噴射。出てこない。 怖くて確認することはできないけど、絶対にやっつけた。 戦いが終わった後の床はゴキジェットでテカテカのズルズル。 そんなに噴射しなくてもいいだろうって言うくらいに、 改めて私の恐怖の度合いがわかるというもの。 何事もなかったように、泣いている娘のもとへ行って 娘を寝かせるために添い寝する。 今戦いを終えたばかりとは思えないやすらかな気持ちで。 まさに映画のエンディングのように。 死んでいても触れないので、酔っぱらって帰って来た夫に頼んだ。 酔ってる上にズルズルの床をすべりながらも歩く夫。 なぜか絶対夫が留守の時に出る。 こっちの様子うかがってるんじゃないかと思うほど。 やっぱり娘は怖いものなしに育てよう。 すっかり体力を失っていた蝶々は、フラフラ〜と開く窓のところまで降りて来たところで 絶妙のタイミングで窓をあけたら元気に外へ飛んで行きました。 ちょっと感動的した。
by vingtquatre
| 2009-08-13 12:59
| 子育て
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